ないたあかおに
どこのところで山 のがけのところにいえがーけん立っていました。あそこでわかいあかおに一人で住んでいました。その赤おにはほかにふつうのおにがたいへんちがっています。でもやっぱり目が大きくて、あたまにはつのがありました。赤おにの気持ちがほかのおにの気持ちもちがっていて、できるだけよいことばかりをしてみたくて人間たちのなかまになって、なかよくになって、くらしていきたい。
ある日赤おには家の戸口の前にたてふだをたてました。赤おにのことばはみじかくて、やさしいの文字をつかっていました。つぎの日一人のきこりがたてすだに目をとめました。きこりはそのたてすだをみれば、たいそうふしぎに思いました。家の中からおにはだまって、二人の話すをきいていました。そんなことをよんで、色々ないけんがありました。
きこりたちはこわくなっていました。そんな話すをきいて、赤おにはくやしくなりました。赤おにはそのきこりがよばれていましたが、きこりたちはこわくて、はしりました。赤おには毎日おかしとおちゃわかしていても、だれもきませんでした。すると、そのときひょっこりと青にがやってきました。赤おには青おににもんだいがすたいました。そんなことをきいて青おにはほうこくがありました。
青おにはふもとの村におりていく。そこでうんとこあばれました。それから赤おには村人にたすけていました。
そんなことをしたあと、村人は赤おにに友だちとおもいました。毎日、赤おにの家に来ました。
ある日、赤おには青おににぜひあいたい、だから赤おには青おにの家へいきたい。ついた時は赤おにからのてがみが戸のきわにみつかりました。青おにと赤おにはえいえんにともだちでした。それをよんで、かおをおしつけ、しくしくと、なみだをなかしてなきました。
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